12/22 第7回「子どもの声から始めよう」を開催しました!

​【開催御礼】12月22日に、第7回の「子どもの声から始めよう」を開催しました!

今回の参加者は総勢23名!

午前の部・ベーシックナレッジでは、『子どもの権利最前線―カナダ・オンタリオ州の挑戦』の第3部第3章「ユースとのパートナーシップ」をもとに、やながさん、いいじまさんが発表してくださいました。

いいじまさんからは、「子ども・ユースとパートナーを組むためには、どのような場づくり・準備が必要か」との問題提起がありました。足立区の小学校で行われているいじめ対策「キッズレスキュー」、福岡の13歳のイベンターが主催し1,000人以上が参加した「こどもばんぱく」など、子どもの主体的な活動がさまざまに行われつつあることや、子どもの主体性を引き出す場づくり・関係性づくりについて様々なアイデアが共有されました。

やながさんの発表では、文献で示されているInvisible Youth(視野から外れた若者)について、国分寺市にあるアフターケア相談所が社会的養護の経験の無い人の声も重視していることに触れながら、社会的養護の条件に区切らずに声を聞くことの大切であるとおっしゃっていました。参加者からは、「当事者の中でも階層化が起きている」「Twitterなどの声を集めることも大切」「自己スティグマ(同じ属性に向け貼っているレッテル)をどう克服するかが大切」といった意見がありました。

午後の部・ストラテジックナレッジでは、社会的養護の国際比較、日本の被虐待児童へのインタビューをもとに子どもの参加権を再考されている、慶應義塾大学の根岸 弓さんをお招きしました。根岸さんからは、①日・仏・米・スウェーデンの比較から子どもだけでなく保護者の参加度合いも低いこと、②インタビュー調査から、参加から排除されることが当事者にとって否定的な経験になること、児童が置かれている状況に関するわかりやすく十分な説明を求めていること、意見表明を強制されないこと、意見表明や同意によって不利益を被らないよう配慮する必要性があることを学びました。

次回、1月27日(日)に開催する最終回は、これまでの学びをアイデアに変える特別セッション!子どもの声が尊重される社会を実現するためのアイデアを考えて発表し、対話と議論を深めます。終了後は懇親会も。みなさま、お誘い合わせの上ぜひご参加ください!