【子どもの声からはじめよう代表理事の川瀬信一の報告】
過日、こども政策の推進に係る有識者会議の報告書を岸田総理大臣にお渡ししました。
今年9月、こども政策の推進に係る有識者会議の臨時構成員を拝命しました。
第一回会合で私は、「こどもまんなか」のこども庁を創設するために、「子どもの声を聴くことからはじめよう」と提言させていただきました。
子どもの声を聴くとき、「最も困難に直面している子どもの声を聴くことが最も困難である」という課題があります。
今回、虐待を受けた等の理由によって今まさに児童相談所に保護されている子どもたちや、親元を離れて児童養護施設で生活している子どもたちに思いを聴かせていただきました。更には、子どもたちが内閣官房こども政策推進チームの皆様に思いを直接伝える場をもつことができました。そして、政策ー実務ー子どもの経験世界の三層に大きな隔たりがあることや、困難から保護され安心・安全な環境を必要としている子どもたちが、置かれている状況や今後について大きな不安を抱いていることが改めて浮き彫りになりました。
子どもたちへのヒアリングをもとに、次の3点を報告書に盛り込んでいただきました。
①子どもの声を始点とした権利擁護:子どもアドボカシーの導入による参加・参画の保障
②児童相談所一時保護所や施設・里親家庭等の環境の改善
③子ども・若者が自らのペースでおとなへと向うための支援制度の充実
ご一緒させていただいた18名の臨時構成員の皆様、ヒアリングに参加して下さった約100名の子ども・若者、当事者、有識者の皆様に多くのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。
これからも、子ども・若者の声、視点を中心に据えたこども政策の充実のために、微力ではございますが努力して参ります。
〇こども政策の推進に係る有識者会議 報告書
https://www.cas.go.jp/.../kodomo.../pdf/211129_hokokusho.pdf?
〇NHK NEWS WEB “こども庁 縦割り克服し切れ目なく支援” 有識者会議が報告書